一歩一歩自分のペースで成長できる、きめ細かなサポート体制
新人看護師の1年目は、その後の看護師としての姿勢を決定づける貴重な期間。
だからこそ、一人ひとりの個性や習熟度をしっかりと見守り、導くことが大切です。
本人に適したペースで、着実に知識と技術を習得できるよう手厚く支援しています。
施設・地域で働く看護職のワーク・ライフ・バランスの推進に貢献したとして
2015年に公益社団法人日本看護協会からカンゴサウルス賞を受賞しました。(審査期間:2011年〜2014年)
先輩と後輩が共に育つ「共育」をベースに、
新人看護師を全面的にバックアップ。
新人看護師の育成は、「知識・技術面の指導」と「メンタル面のサポートや日常のアドバイス」に大別されます。前者を担うのが新人看護職員教育システムで、茨木病院では3名の実地指導者(厚生労働省のガイドラインでは1名)が指導にあたります。後者を担うのがチューターシップで、2年目の看護師が1年前の自分を振り返りながら新人をフォロー。いずれも看護師長・主任・副主任をはじめ、サポートナースとしてスタッフ全員が新人を見守り、情報を共有して成長を促します。
持ち運びしやすいコンパクトな採血シミュレーター。開発時のモニタリングに茨木病院看護部が参画しました。
実践に即した看護手技・手法をいつでも視聴可能です。
1年を大きく3つのステップに分け、段階的に学びます。
日勤を把握し
病棟の一員として働く。
看護師業務の基本となる日勤の業務の流れを把握し、病棟のメンバーとしての自覚を持ちます。
6月:ACLS
チームメンバーとしての
対応力を身につける。
根拠に基づいた看護を意識し、チームの中での自分の役割を理解しながら状況に応じた行動を取ります。
7月:輸血
受け持ちの患者さんに対し
入院から退院までを見届ける。
フィジカルアセスメントの能力を強化しつつ、受け持ち看護師として患者さんとしっかり向き合います。
11月:退院支援