4階南病棟は、整形外科・眼科を主とする混合病棟です。
整形外科では、手術を目的とされる患者さんが多く、術式に応じて早期に他職種連携を行い退院支援に力を入れています。
また、手術に対する不安や苦痛の緩和を最小限にできるように、個別に応じた術前オリエンテーションを実施し、手術室とも情報共有しながら看護に努めています。
術後は、早期に離床を開始し医師、リハビリテーション科、MSW と週に1度合同で回診を行い、症状の経過や退院調整について話し合い、問題点など情報交換を含めた検討をしています。
眼科では、白内障の眼内レンズ挿入術の手術目的の患者さんが入院されています。
眼科医師の勉強会に参加し、専属で眼科を担当し確実に治療・看護ができるように医師との連携を大切にしています。
整形外科・眼科の混合病棟で治療や疾患に関する知識や看護実践のスキルアップのために毎月他職種と合同で勉強会を開催しています。
個別性のある看護の提供と患者さんのニーズに応じられるようにスタッフ全員で日々自己研鑽に励んでいます。
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5階南病棟は、消化器外科、乳腺外科、耳鼻咽喉科、泌尿器科を主とする混合病棟です。
平成26年4月からは、消化器外科の医師4名に加え、乳腺外科医師1名が増員となり、外科手術件数も増えています。
内科系と外科系の混合病棟で、治療や疾患に関する知識や看護の実践には多くの知識やスキルが必要とされますが、月に一度は病棟で勉強会を開き、入院される患者さんのニーズに沿った看護が提供できるよう努力しています。
外科系では手術を目的とする患者さんが多く入院期間も短くなっていますが、安心して治療を受けることができ、早期に退院できるよう、他職種とも連携を図りながら看護を実践しています。
また、消化器外科ではストマを造設される患者さんも多くいらっしゃいます。
病棟では術前のストマサイトマーキングから、退院時のストマケアの指導など、専門的な知識やスキルが必要とされますが、皮膚排泄ケア認定看護師の支援を受けながら、プライマリーナースが主体となり積極的に取り組んでいます。 退院後はストマ外来に繋げることで、より良い継続看護が提供できるよう努めています。
>内科系・外科系を問わず急性期の患者さんが多く、スピーディで専門的な対応を要求されますが、スタッフ皆で協力し合い、いつも明るく元気な病棟です。
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5階北病棟は小児科・糖尿病内科を中心とする混合病棟で、幅広い年齢層の方が入院されています。
小児科では呼吸器疾患や腸炎などの感染症・川崎病や腎炎の患児も多く、ほとんどが緊急入院です。
小児科チームの取り組みとして「プレパレーション」を積極的に行っています。
季節毎に七夕やクリスマスなどの催しも行っています。
糖尿病内科では「糖尿病教育入院」が中心です。毎週木曜日には医師、看護師・薬剤師・理学療法士が各分野を担当して「糖尿病教室」を行っています。
地域の糖尿病の教育入院施設として役割が果たせるよう知識の向上に努めています。
また患者さんの生活を考えながら個別性のある退院指導ができる取り組みも行っています。
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6階南病棟は、一般内科・消化器内科の急性期・慢性期・終末期と幅広い状況の方が入院されています。
主な疾患は、消化管腫瘍(肝臓がん・膵臓がん・胆嚢がん・胃がん・大腸がん)・急性肝炎・膵炎・胆のう炎・腸炎・肺炎など多岐にわたります。また、胃・大腸ポリープ切除術、EMRのクリ二カルパスを活用し、標準的な医療・看護を提供しています。
肝腫瘍生検・RFA・ERCP・腹部血管造影・化学療法などの特殊検査・処置・治療も行っており、看護師も積極的に院外研修等に参加し知識の向上に努めています。
また悪性腫瘍の ターミナル患者さんも多く、疼痛緩和やQOL向上など、患者・家族の意向を尊重した対応に努めています。
病床においては、感染性疾患に幅広く対応できるように、定床48床のうち陰圧室4室を設け、感染性疾患患者さん発生時に活用しています。
「患者さんの立場に立ったケアの充実」を目標に、患者さんに寄り添った看護が提供できる様日々取り組んでいます。
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6階北病棟は循環器内科・血液内科・呼吸器内科・脳神経外科の急性期病棟です。診療科が複数あり看護ケアは多岐にわたりますが、様々な病態の患者さんに対応できるよう、協力しながら頑張っています。またICUが2床あり、術後の患者さんや、重症管理が必要な患者さんのケアを、医師、ソーシャルワーカー、理学療法士、臨床工学士、薬剤師など多職種スタッフと協力し合い、質の高い医療の提供に日々励んでいます。
急性期・重症患者さんの看護の質向上に、ペアナース制度やタイムアウトを取り入れ、「一人で悩まない」「みんなで成長していく」を基に、人にやさしい看護を目指しています。
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7階南病棟は2016年1月から新しく「地域包括ケア病棟」としてスタートしました。
地域包括ケア病棟とは主に急性期治療を経過し病状が安定した患者さんに対して在宅や介護施設への復帰に向けた医療や支援を行う病棟です。
今後日本の社会が直面する超高齢化社会においては在宅復帰にむけた退院支援がより求められることとなります。
骨折後に退院までのリハビリが必要な場合や内科的疾患をもちながらご自宅や介護系施設に退院される予定の方などあらゆる疾患の患者さんが対象となります。
私たちの病棟では患者さんの日常生活やリハビリにむけた支援、さらに在宅での生活環境などを考慮しながら退院後も安心して地域で暮らせることができるような準備を患者さんやそのご家族と話し合いながら進めていけるよう努めていきます。
また理学療法士、医療ソーシャルワーカー、介護福祉士や看護助手など他職種とも協働し協力して援助を行っていきます。
看護研究においても「退院支援」をテーマに学習を進める中でスタッフが「患者の個別性を尊重したていねいな退院支援」ができる病棟をめざし研鑽に励んでいきたいと考えております。
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ひとりひとりに向き合い、ひとつひとつに心を込めた「人にやさしい看護」を提供します。
医療チームの中で患者さんに最も近い存在である看護師は、質の高い看護を提供するだけでなく、患者さんが抱えている問題を一緒に解決できるよう取り組むことが大切です。
済生会茨木病院では「もし自分だったら、自分の身内だったらどうしてほしいか」という意識を常に持ち「人にやさしい看護」を提供しています。
地域に根ざした、地域の方々から信頼される済生会茨木病院と看護師育成をめざしていきます。
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外来部門は、17の診療科と健診科・化学療法室・救急外来・内視鏡室、及び腹部血管造影検査と心臓血管造影検査を担当しています。
初診の方には問診で病態を聞き取り、緊急性の有無の判断や、医師との連携を図ることで待ち時間の短縮に配慮するなど細やかな対応を行っています。
毎月ミーティングを行い、小さなことからでも話し合える機会を持ち、思いやりにあふれた、人にやさしい看護を提供できるように努めています。
また積極的な研修参加や、幅広い外来の分野に対応できるよう勉強会を計画的に開催し、看護実践能力の向上に励んでいます。
一方、子育て中の職員も多く、様々な形態で勤務しています。 スタッフ同士が協力して働きやすい職場づくりをすることで、ワークライフバランスを保っています。 働きやすい環境が仕事への意欲にもつながり、元気に笑顔で患者さんに接することができる源となっています。
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手術室では、小児から高齢の方まで様々な手術を必要とする患者さんと関わらせていただいています。
2014年は1448件の手術が実施されました。
整形外科では2015年度より肩関節やばね指の内視鏡手術を取り入れています。
外科や婦人科、泌尿器科でも内視鏡手術が実施されています。
手術室では、術前・術後訪問を行い患者さんやご家族のご要望や不安について確認し、不安の強い患者さんにはお迎え入室を実施するなど、患者さんに安心して手術を受けていただけるよう取り組んでいます。
帝王切開では手作りのフォトフレームをプレゼントしたり、小児手術では母児同伴入室を行っています。
手術室に入室される患者さんを担当看護師が入口でお迎えしたり、手術室の入り口も四季に合わせた飾りつけをするなど、出来るだけ温かい雰囲気で患者さんを迎えることが出来るよう心がけています。
他にも準備を万全に行い、手術が安全且つスムーズに進行するように努力しています。
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血液浄化センターは個室1床を含めてのベッド数は21床です。
血液透析の他、特殊血液浄化(LCAP、CHDF、PMXなど)血液浄化全般を行っています。
透析専門医をはじめ看護師、臨床工学技士、栄養士、薬剤師、メディルカルソーシャルワーカーなどの専門スタッフが、各専門能力を活かしたチーム医療に取り組み、皆様の透析生活をバックアップしています。
主に臨床工学技士は機器管理・水質管理を担当し、看護師は患者さんの細やかな観察や訴えの傾聴を行い、安全に安心して治療の継続ができるよう努めています。
また、大切なシャントが狭窄や閉塞に至らないように透析前後の観察にてシャントPTA(経皮的血管形成術)に繋げ完全閉塞には至らず、長期間使用できるように努めています。
通院中のCKD(慢性腎臓病)ステージ5の方やフットケア外来での看護介入にも取り組んでいます。
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