各種病棟・部署について

4階南病棟|主科:整形外科・眼科・小児科

4階南病棟はリカバリー室を有した48床の病棟で、主科は整形外科・小児科の混合病棟です。 整形外科は、運動器に関するあらゆる疾患を扱う診療科です。対象部位が広範囲で全身に及ぶことが、他の診療科との大きな違いであり、幅広い年齢層が対象となることも特徴の1つです。治療としては、骨折(四肢、鎖骨、大腿骨)、肩の腱板断裂、変形性膝関節症・股関節症に対する手術療法や脊椎の圧迫骨折、化膿性脊椎炎、蜂窩織炎に対する保存療法が行われています。手術前よりリハビリテーション科も介入し術前のADL評価、術後は翌日から訓練を開始し早期離床に努めています。

小児科では、様々な感染症(アデノウィルス、溶連菌、RS・マイコプラズマ)による入院が多いです。新生児から学童期まで幅広い年齢層の患児に対応し、発達段階に応じた看護を実践しています。
若いスタッフも多く、スタッフ同士も仲が良い「働きやすい職場」をモットーに日々切磋琢磨しています。みんな熱心で優しく指導してくれており、1年後には新人さんも立派な一人前に成長しています。

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5階南病棟|主科:消化器外科・耳鼻咽喉科・泌尿器科

5階南病棟は消化器外科・乳腺外科・泌尿器科・耳鼻咽喉科の患者さんを主に受け入れている混合病棟です。手術目的の患者さんが多くを占めてます。

また各科共に化学療法を実施される患者さんも入院されます。
術後に身体変化をきたし、ライフスタイルの変化を余儀なくされる方も多く居られるため、1人1人の生活スタイルに合わせた支援を行えるよう、医師・看護師、またリハビリテーションやMSWの多職種と連携し退院支援を行っています。

「患者さんの笑顔が見たい」、「苦痛を取り除いてあげたい」、「最後に自宅で過ごしてもらいたい」など、患者さんの思いをできるだけ叶えるために日々カンファレンスにも励んでいます。

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5階北病棟|主科:糖尿病内科・腎臓内科

5階北病棟は腎臓内科・糖尿病内科を主科とした内科病棟です。
腎臓内科では、腎疾患の原因精査のための腎生検目的や、その後のパルス療法、末期腎不全による血液透析の導入やシャント狭窄の治療目的などで入院される患者さんが多く、治療の介助や生活指導などを行っています。

糖尿病内科では、糖尿病の教育や血糖コントロール、インスリン注射の指導を行っています。パンフレットを用いて、患者さんやご家族の状況に応じた個別指導に力を注いでいます。その他肺炎や尿路感染症など、一般内科の患者さんの入院も多く、急性期~慢性期~終末期まで幅広い看護を学ぶことが出来ます。

また、毎週多職種でカンファレンスを行い、情報の共有や意見交換をしてより良い医療と看護の提供ができるように日々取り組んでいます。
若いスタッフも多いですが、スタッフ全員が様々な内科疾患に対応出来るように、勉強会やカンファレンスを行いながらスタッフ間で切磋琢磨しています。人間関係も良好で、みんな優しく、一つ一つ丁寧に指導してくれています。

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6階南病棟|主科:一般内科・消化器内科

6階南病棟は消化器内科・一般内科の病棟です。
主な疾患は胃・大腸・肝臓疾患や、肺炎・尿路感染などで、一般的な内科の疾患の患者様が多く入院されています。主に内視鏡検査・治療が多く、焼灼術やERCPなどの治療を日々行っています。最近は化学療法の件数が増加しており、常に急性期~慢性期~終末期の看護を学ぶことができる病棟です。どんな疾患の患者さんでも看護できるように医師や薬剤師などに依頼し毎月勉強会を開催しています。

医師と看護師が患者さんについて話す機会も多く「働きやすい職場」「患者さんに優しい看護」「質の高い看護を提供する」ことを目標に、日々励んでいます。

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6階北病棟|主科:ICU 循環器内科・血液内科・呼吸器内科・脳神経外科

6階北病棟は循環器内科・血液内科・呼吸器内科・脳神経外科とICU(2床)の急性期病棟になります。診療科が複数ありますが、各分野のエキスパートナースが中心となり、部署の教育に励んでいます。

また年々進歩している化学療法ですが、2025年からは無菌室が新たに設置され、より医療・看護の質向上を目指しています。 ICUは2:1看護体制のもと術後、また重篤な状態の患者さんに集中的なケアを行い、ICUで必要な専門的な知識と技術の習得に邁進しています。

毎年新入職者さんには、2年目看護師がチューターとして一生懸命寄り添って、成長を見守っています。ベテランの先輩ナースを中心に1年間の教育プログラムを立て、人にやさしい看護を目指しています。ペアナース制度やタイムアウトを取り入れ、「一人で悩まない」「みんなで成長していく」部署づくりを心がけています。

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7階南病棟|地域包括ケア病棟

地域包括ケア病棟とは主に急性期治療を経過し病状が安定した患者さんに対して在宅や介護施設への復帰に向けた医療や支援を行う病棟です。
今後日本の社会が直面する超高齢化社会においては在宅復帰にむけた退院支援がより求められることとなります。
骨折後に退院までのリハビリが必要な場合や内科的疾患をもちながらご自宅や介護系施設に退院される予定の方などあらゆる疾患の患者さんが対象となります。

私たちの病棟では患者さんの日常生活やリハビリにむけた支援、さらに在宅での生活環境などを考慮しながら退院後も安心して地域で暮らせることができるような準備を患者さんやそのご家族と話し合いながら進めていけるよう努めていきます。
また理学療法士、医療ソーシャルワーカー、介護福祉士や看護助手など他職種とも協働し協力して援助を行っていきます。
看護研究においても「退院支援」をテーマに学習を進める中でスタッフが「患者の個別性を尊重したていねいな退院支援」ができる病棟をめざし研鑽に励んでいきたいと考えております。

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手術室

手術室では、外科・乳腺外科・整形外科・脳神経外科・泌尿器科・耳鼻咽喉科・眼科・形成外科・腎臓内科の手術を行っており、2023年度は年間総数1,475件の手術が行われました。消化器外科では腹腔鏡手術が多く、整形外科では指先の局所麻酔手術から人工関節置換手術のような大きな手術まで様々な手術が行われます。

手術は患者さんにとって、人生の中でも大きな出来事になります。患者さんの不安を少しでも緩和し、安心・安全に手術を受けてもらえるよう、手術を担当する看護師が術前訪問で患者さんの思いを傾聴して手術室看護に繋げています。また手術翌日にも術後訪問を行うなど、患者さんと関わる時間を大切にしています。
「手術室看護って勉強することが多くて大変そう」というイメージがありますが、当手術室では基礎から段階的に学べるよう、デモンストレーションなども取り入れた教育プログラムを整えています。自立出来るまで先輩とペアで手術を担当するなど、自信を持って実践に臨めるようサポートしており、患者さんにもスタッフにも優しい『温かい手術室』を心がけています。

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血液浄化センター

血液浄化センターは個室1床を含めてのベッド数は21床です。
血液透析の他、特殊血液浄化(LCAP、CHDF、PMXなど)血液浄化全般を行っています。

透析専門医をはじめ看護師、臨床工学技士、栄養士、薬剤師、メディルカルソーシャルワーカーなどの専門スタッフが、各専門能力を活かしたチーム医療に取り組み、皆様の透析生活をバックアップしています。
主に臨床工学技士は機器管理・水質管理を担当し、看護師は患者さんの細やかな観察や訴えの傾聴を行い、安全に安心して治療の継続ができるよう努めています。

また、大切なシャントが狭窄や閉塞に至らないように透析前後の観察にてシャントPTA(経皮的血管形成術)に繋げ完全閉塞には至らず、長期間使用できるように努めています。
通院中のCKD(慢性腎臓病)ステージ5の方やフットケア外来での看護介入にも取り組んでいます。

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外来

外来部門は、24の診療科と健診科・化学療法室・救急外来・内視鏡室、及び腹部血管造影検査と心臓血管造影検査を担当しています。
初診の方には問診で病態を聞き取り、緊急性の有無の判断や、医師との連携を図ることで待ち時間の短縮に配慮するなど細やかな対応を行っています。
毎月ミーティングを行い、小さなことからでも話し合える機会を持ち、思いやりにあふれた、人にやさしい看護を提供できるように努めています。

また積極的な研修参加や、幅広い外来の分野に対応できるよう勉強会を計画的に開催し、看護実践能力の向上に励んでいます。

一方、子育て中の職員も多く、様々な形態で勤務しています。 スタッフ同士が協力して働きやすい職場づくりをすることで、ワークライフバランスを保っています。 働きやすい環境が仕事への意欲にもつながり、元気に笑顔で患者さんに接することができる源となっています。

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看護部

ひとりひとりに向き合い、ひとつひとつに心を込めた「人にやさしい看護」を提供します。
医療チームの中で患者さんに最も近い存在である看護師は、質の高い看護を提供するだけでなく、患者さんが抱えている問題を一緒に解決できるよう取り組むことが大切です。
済生会茨木病院では「もし自分だったら、自分の身内だったらどうしてほしいか」という意識を常に持ち「人にやさしい看護」を提供しています。

地域に根ざした、地域の方々から信頼される済生会茨木病院と看護師育成をめざしていきます。

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