福祉相談室
済生会茨木病院の福祉相談室では、福祉関係を専門とする医療ソーシャルワーカーを置き、患者さまのご相談をお伺いしております。患者さまが医療を受けるのに伴って生じる困りごと(経済的なこと・介護保険や福祉サービスの利用などの社会的なこと・その他心配なこと)に対し支援することを仕事としています。めまぐるしく変化し、複雑になっていく日本の医療・保健・福祉の制度を利用するときのお手伝いができればと考えています。どうぞお気軽に福祉相談室をご利用ください。
福祉相談室のご案内
当相談室には5名の医療ソーシャルワーカーがおり、患者様・ご家族様からのご相談をお伺いしております。
医療ソーシャルワーカーは、社会福祉の専門家として、関係機関と連携を図り、患者様やご家族様の疾病に関連しておこる、いろいろな問題の解決・調整の援助を行うことを業務にしております。
主体はあくまで患者様・家族様であり私たちが援助するというのはお手伝いの意味です。
たとえば、次のようなことをしています。
- 医療費支払い等の経済的なご相談に対しては、関係機関と連携をとりながら、保険や福祉の諸制度を活用できるように援助します。
- 入院・入院外を問わず、在宅生活のご相談には、介護保険や障害福祉・高齢福祉サービスのご紹介等をし、地域の中で安心して生活できるよう援助します。
- 退院先のご相談には、患者様の状態に応じて、リハビリ病院や介護保健施設・療養型病院等のご紹介等をし、必要な医療や介護が受けられるよう援助しています。
- 退院後の生活や仕事に関する不安な事柄に対し、必要ならば家庭や学校・職場とも調整を行い社会復帰が円滑に進むよう援助します。
- 身体・知的・精神障害に対する福祉制度の利用に伴う手続き等の援助をします。
当院では、昭和44年より「医療社会事業部」として、患者さまの困りごとの解決についてお手伝いする相談業務を行ってまいりました。
現在は、地域連携室・診療情報管理室とともに「診療支援部」に所属しています。
医療の機能分化、地域完結が問われる今、開放型病院として、地域医療に少しでもお役に立てますよう努力していく所存であります。