地域の診療ネットワーク
開放型病院について
開放型病院って?
- 病院のベッドや検査システム等を診療所の先生にも使っていただくことができるよう、施設をオープンにした病院を「開放型病院」といいます。
- 「かかりつけ医」から紹介された患者さんが入院された場合、入院期間中も引き続いて紹介元の診療所の先生がかかわることが可能です。
患者さんのメリット
入院前・入院中・退院後の治療が一貫した診療情報のもとで行われるので、安心して治療を受けていただくことができます。各医療機関の得意分野を生かした質の高い医療を受けることが可能になります。複数の医療機関が連携することにより、相互チェック機能も期待できます。 また、病院外来での長い待ち時間も緩和されます。
地域診療所の医師は
入院中も適宜訪床することができ、済生会茨木病院の医師と治療経過や方針などの相談をすることで、患者さんの病状を把握できます。
済生会茨木病院の主治医は
診療所の先生から通院治療中の状況等を詳しく聞くことができます。
- 普段の健康管理は地域の診療所で!
- 入院治療や特殊な検査は病院で!
入院は、開放型病院をお勧めします。
共同で診察
診療所(登録医)と病院の医師が共同で診察をさせていただくことを”共同指導”といいます。共同指導は医療費として診療所・病院の双方へ患者さんの健康保険負担割合(1~3割)に応じて、お支払いをお願いすることになります。(公費受給者証等をお持ちの方は、お支払いの必要がない場合があります。)
かかりつけ医を持ちましょう
家族一人ひとりの体質・病歴を把握し、健康に関する相談に気軽に応じてもらえる「かかりつけ医」を持ちましょう。
いざというときに、心強い味方となってくれます。
かかりつけ医はなぜ必要なのですか?
食生活の変化や高齢化の進展によって、癌、脳卒中、心臓病などの生活習慣に起因する疾病や老人性の慢性疾患が今後ますます増加することが予想されます。
このような病気が深刻化する前に適切に予防するには、日頃から身近なかかりつけ医に、きめ細かく、継続的に診てもらうことがとても重要となります。
「かかりつけ医」は、病気の治療だけでなく、生活習慣の改善などについても気軽に相談でき、必要に応じて往診し、皆さんの療養生活を身近なところで支えてくれます。
病診連携とは
他の医療機関や介護事業所との連携を行っています
病診連携とは、地域の中で医療機関ごとに役割分担をして診療にあたることです。
◆200床以上の一般病院:入院・検査 等を担当
◆診療所:通院患者を担当
◆介護サービス事業所:身体介護必要者等を担当
済生会茨木病院は、地域の診療所(かかりつけ医)と連携し、
総合的に優れた医療を推進します。
地域医療連携室 TEL 072-622-9399 ※最近かけ間違いが多く困っております。押し間違いにご注意ください!