医療安全推進室からのお知らせ
医療安全推進室からのお知らせ
入院の際は転倒予防のためにくつの持参をお願いします。
入院患者さんへかかとを覆う履物を推奨する活動により転倒事故が減少しました。
入院される際はくつをご準備ください。

緊急入院の患者さんのかかとを覆う履物の準備をお願いしました。
病棟やエントランスにポスターを掲示して案内をしました。

安全に医療を行うには患者さんが本人であることを確認することが必須です。
患者さん確認にご協力をお願いします
安全に医療を行うには患者さんが本人であることを確認することが必須です。

外来診察室やレントゲン室などの待合いでは番号や苗字での呼び込みで入室いただいてから、氏名と生年月日を確認させていただきます。
- 外来診察室には受付番号が〔診察中〕に表示されましたらお入りください。
- 採血室では整理券をお渡しします。番号表示と音声案内がありましたらご入室ください。
- 放射線検査室や生理検査室などでは苗字でお呼びします。

入院中はリストバンドの装着をお願いします
お薬を投与する前に薬とリストバンドのバーコード(患者ID)を照合します。 バーコード照合は人の見間違いや聞き間違いを正すことを目 的としていますので、夜間も実施させていただいています。ご協力をお願いします。

身体拘束最小化の取り組みの紹介
多職種でラウンドを行い身体拘束最小化に取り組むことで身体拘束実施率が低下しました
身体拘束は患者さんがチューブ等を抜いてしまわないようにミトンをしたり、介護衣(つなぎ服)を着せるなどをいいます。

患者さんの尊厳を守るために身体拘束はしないことを原則としていますが、安全に治療を受けていただけるよう、患者さんやご家族の同意の下、必要最小限に拘束をさせていただくことがあります。
身体拘束最小化チームは毎週身体拘束中の患者さんの元へ伺い、必要最小限の身体拘束になっているかを病棟スタッフと検討することで不要な拘束をすることがないよう取り組んでいます。


職員研修を開催し、ラウンドをスタートさせた翌月(6月)から身体拘束実施率が低下しています。
10月以降は実施患者数の減少はありませんが実施率が低下していることから、身体拘束実施日数の短縮がはかれているといえます。
人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)をしてみませんか

人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)
~これからの治療・ケアについての話し合い~
いのちの危機が迫った状態になると、約70%の方が医療やケアなどを自分で決めたり、望みを人に伝えたりすることができなくなると言われています。
自らが希望する医療やケアを受けるために、大切にしていることや望んでいること、どこでどのような医療やケアを望むのかを自分自身で前もって考え、周囲の信頼できる人たちと繰り返し話し合い、共有しておくことが重要です。
人生会議の進め方
ステップ1.治療する際に大切にしたいことを考えてみましょう。
- あなたが大切にしていること、望んでいることを考えてみましょう。あなたの思いを伝えておくことが、将来、ご家族等があなたの思いを考慮して判断するとなったときに役立ちます。

ステップ2.あなたの思いを伝えてくれる人を選びましょう。
- 病状などにより自分の考えを伝えることができなくなったときに、あなたが大切にしたいことを代わりに伝えてくれ、あなたの希望を尊重してくれる人を選んでおきましょう。

ステップ3.希望する医療やケアについて家族等や医療者と話し合いましょう。

ステップ4.話し合った内容を書き留めましょう。
- 大阪府が発行している人生会議の記録用紙付きパンフレットなどに記録をして、ご家族等や医療者と共有しましょう。
- 要望や思いは健康状態や周囲の状況によって変化します。1から4のステップを参考に、何度も繰り返し考え、話し合いましょう。
人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)について、「詳しく知りたい」「医師と今後の話をしたい」などの質問や要望は、主治医や看護師にご相談ください。
