消化器外科

インフォメーション

当院の消化器外科では食道、胃、小腸、大腸などの消化管や肝臓、胆嚢、膵臓などの実質臓器のがんに加えて、胆石症、虫垂炎、ヘルニア等の良性疾患・腹部救急疾患の手術を広く行っています。
年間の手術件数は約400~450件で、手術は可能な限り腹腔鏡を用いて患者さまに優しい傷の小さな手術を心がけています。
また地域の先生方と連携して、質の高い外科治療を提供できるように努力しています。

主な治療

取り扱う疾患

悪性疾患

食道がん
胃がん
大腸がん（結腸がん、直腸がん）
肝がん（肝細胞がん、肝内胆管がん、転移性肝がん）
膵がん（IPMN、IPMC含む）
胆道がん（胆管がん、十二指腸乳頭部がん、胆のうがん）
その他の悪性腫瘍　GIST、悪性リンパ腫、原発不明がん、後腹膜腫瘍
など

良性疾患

胆石症（胆のう結石症、総胆管結石症、肝内結石症）
ヘルニア（鼡径ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニア、食道裂孔ヘルニアなど）
臓器脱（直腸脱など）
肛門疾患（痔核、痔瘻など）
など

腹部救急疾患

消化管穿孔・腹膜炎
腸閉塞
急性虫垂炎
大腸憩室炎　
など

化学療法

がんが切除できない部位に転移して手術ができない場合や、手術後に再発した場合などに抗がん剤を使用して行う治療を化学療法といいます。
また、がんに対して根治手術（しっかり癌が取りきれた手術）後にがんの再発をできる限り抑制するために行う化学療法を術後補助化学療法といいます。

主に食道がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、膵がん、胆道がんなどが対象となります。

抗がん剤というと、吐き気などの副作用が辛く苦しいものだという先入観があるかもしれませんが、
現在は様々な副作用の予防薬がありますので、それらの薬剤を使用して患者さまの日常生活を妨げないことを第一に考え治療を行っております。

治療は、外科外来診察室の隣に設置された外来化学療法室で行っています。
また、治療中にご自宅で発熱や食欲不振などの心配な事が生じた場合は、
電話連絡いただけますと、すぐに対応できる体制を整えておりますので安心して治療を受けていただくことが可能です。

チーム医療

外科的治療にはチーム医療が不可欠です。
当院では積極的に多職種（医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、管理栄養士、医療事務など）からなる医療チームを立ち上げて、組織全体として治療に当たっています。

当院で稼働中のチーム医療

化学療法（抗がん剤治療）、緩和治療、NST（栄養管理）、ICT（感染症管理）

施設認定

日本外科学会 外科専門医制度修練施設　
日本消化器外科学会 専門医制度指定修練施設
日本消化器病学会 専門医認定施設
日本がん治療認定医機構 認定研修施設
日本大腸肛門病学会 専門医制度関連施設
日本栄養療法推進協議会認定 NST稼動施設
日本静脈経腸栄養学会 NST稼動施設
日本病態栄養学会認定栄養管理 NST実施施設

外来担当表

	月曜日	火曜日	水曜日	木曜日	金曜日	土曜日
午前	木許	担当医 [交代制]	田上	手術のため休診	木許	第1週： 田上 第2週： 中川 第4週： 木許 第5週： 清水
	中川	－	清水	－	－
午後	木許	－	－	－	－	－
※受付時間 午前： 平日　　初診：午前8：30～午前11：30　再診　午前8：00～午前11：30 　 　 土曜日　 初診：午前8：30～午前11：00　再診　午前8：00～午前11：00 午後： 月曜日　午後1時～3時

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スタッフ紹介

木許　健生(副院長　兼　診療部長(外科系))

田上　修司(外科部長)

清水　将来（医員）

中川　大祐（医員）